<第30回博多をどり記念公演パンフレット表紙>
『博多をどり』は、博多の伝統芸能の重要な担い手である博多券番の芸妓衆が総出演しておどりを披露します。東京の「東をどり」京都の「都をどり」と並ぶ日本の伝統芸能のひとつです。 これまで博多座で12月の「市民檜舞台の月公演」として毎年開催されてきましたが、今年は第30回となる記念公演として4年ぶりに開催しました。 その記念公演の当日パンフレットの表紙デザインを福岡で活躍するクリエイター「ロンザエモン」が手掛けました。
”ロンザエモンからのコメント”
~こだわった点~
福岡、博多に根付いた文化として博多券番の皆様の依頼とのことで日本の女性の美しさを意識しました。
特に普段描く絵がカラフルで躍動感の強い絵が多いですが今回は芸妓さんの所作や着物特有の落ち着いた雰囲気が出せるよう意識して描きました。
~反響について~
普段はSFのような創作的な表現や、現代の若者のファッションに近い絵が多いので、「このような絵が描けるんだ!」と驚かれ嬉しかったです。
特に画風に応用の効く描き方を意識はしているものの、普段の表現はガールズイラストな絞って見せていたので、まさにその振り幅の見せられたお仕事というのもあって自分のギャップを評価いただけた印象でした。